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技能実習生セミナーのお知らせ

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セミナー第2回目は、外国人技能実習生の問題を取り上げます。

開催日:2015年11月1日(日曜日)14:00~16:00

あなたの周りに技能実習生の方がいらっしゃいますか?

その方の人権は守られていますか?

政府は外国人技能実習生の受入れの拡大を図っていますが、外国人技能実習生の労災事故が、2010年に労働環境に配慮し制度が見直された後も増えています。2013年度には初めて1千人を超えました。2013年度に労災事故にあった人の国籍はアジアに集中し、中国705人、ベトナム156人、インドネシア118人、フィリピン86人と続きます。都道府県別では愛知が129人と最多で、三重71人、広島64人、岐阜60人、大阪58人と続き、東海3県をはじめ製造業が盛んな地域が目立ちます。長時間残業による実習生の過労死も出ています。茨城県のめっき加工会社に勤めた31歳の中国人男性の過労死を、労働基準監督署が2010年に認定ました。

また、受入れ先から失踪する技能実習生も年々増加し、2014年には過去最多の4800人に上りました。多くの技能実習生が最低賃金水準で稼動しているが残業代の未払いなど労働関連法違反は後を絶ちません。

公益財団法人「国際研修協力機構」(JITCO)は、受け入れ側に「日本語の理解や作業上の危険情報の不足が原因で労災が起きたケースもある」と配慮を求めています。

次回セミナーでは、技能実習生の置かれている現状、及び、救済方法について、皆さんと共に考えたいと思います。

皆様、ふるってご参加ください。

お申し込みは、こちらへ

 

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